正村聡子
26歳(インタビュー時)
チャペル・こひつじ
正村さんとイエス・キリストとの出会いについて教えて頂けますか。
クリスチャンホームに生まれたので、いつ信じたかというハッキリとしたコトは覚えてないんですが、中学生の時に洗礼を受けました。その頃人間関係に悩むようになりました。人といてるとすごく気を遣うようになって、人は私の事をどう思っているのだろう。人に嫌われない様にしよう、とか。友達から無視されたり、いじめにあったり、自分には自信がなかったし、自分を愛せない思いとかもあってとても悩んでいました。セルフイメージもすごく低かったです。もしかしたら周りの人は気付いていなかったかも知れないですけど、嫌われないようにするために、自分ではない自分を演じていました。そんな時、「神様、助けてください。」と祈ったら、たくさん解決が与えられてました。神様に祈った時にハッと思いました。「ありのままでいれるのはここや。神様はこのままの存在で私を愛して下さる。」祈ったら応えて下さるだけではなくって、それ以上に大きな恵みも与えられました。その頃の神様に対するイメージは「私の願いを叶えて下さる神様」でした。
高校生の時に、クリスチャンの若者が集まる集会があってその時に神様に深く触れられる経験をしました。今までは自分の願いを聞いて下さる神様だったのが、その時から神様との関係が変わりました。神様はとても大きな愛で、私の全てを知っていて下さることを感じました。
そしてもっと神様のことを知りたいと願うようになりました。
高校3年の時のユースキャンプで、「神様のために献身したい人はいますか」と招きがあって、その時に「自分は神様のために献身する」と決心しました。
それから、大学へは行かず、語学を学びを兼ねてオーストラリアのHillsong International Leadership Collegeに留学しました。
日本に帰ってきてからのことをお話し頂けますか。
留学を終えて日本に帰ってきてからは、アルバイトしながら教会で奉仕していました。その頃、姉がKBIに行ってて、週末になったらものすごい燃やされて帰ってくるんですよ。姉も「ホンマ、KBIってすごいいいよ〜!」といつも言ってるし、その姿を見てて「ああ、私も行ってみたい。」って思う様になりました。でも、留学もさせてもらったし、アルバイトでは学費を貯めるのもむつかしいし、行くことはないやろうと思ってたんです。そしたら姉が「どうせ行きたいって思ってんねんやろ。そしたら一回見学しに行ったらええやん。」て言ってくれたんですね。「そっか、行くかどうかわからへんけど、見学するぐらいはいいか。」と思って見学しに行ったんですね。そしたら何かすごい感じることがあって「もしかしたら私ここにくるんかなー」って思ったんですね。
それからずっと祈ってて、導かれてるように感じるんですけど、色々な心配なこと、例えばお金のこととかもあるし、なかなか前には進めなかったんですけど、シンプルに「神様に委ねます。導きなら行かせてください。」って祈ったんです。それが土曜日のことだったんですけど、次の日曜日の礼拝の中でわたし宛に献金があったんですよ。封筒に「聡子さんへ、学びのために」って書いてあって、中を開けてみたら必要な額がちょうど入ってたんですよ。本当に感動して、本当に神様が導いてくださってるんだと分かったので、これは行くしかないなと思ってKBI入学を決心しました。
KBI入学前に思い描いていたビジョンとかありましたか。
日本の餓え乾いている人達に届いていきたいという思いがあります。海外では人がたくさん救われていると言うのを聞くのに、なんで日本ではそういうふうにいかないのかなと疑問だったんです。日本独特の考え方や文化とか日本での教会の歴史があるので、海外のものをそのまま日本に持ち込んでも通用しない。日本には日本でのやり方があると思って、日本で通用する働き人になりたいと思って、その為の学びをKBIでしたいなと願っています。そして日本で神様を伝えていくための働きをしていきたいと考えています。
入学してみてどうですか。
まず、わたし自身が砕かれることがスタートだということを凄く感じて、内面の取り扱いが今は大きくて、神様の働き人とされる工程を通っているなと思います。一年生の時はホント毎日楽しかったですよ。朝から聖書読んで祈って賛美して周りもクリスチャンがいて、本当に恵みだなあって。二年になって、自分の器の広さ高さ深さ質をが試されているように思ってます。
全寮制ってどうですか?
今までの生活では、みんなと一緒にいるときもあれば、一人になることもあって、自分をよく見せることも、気を抜くこともできたんですけど、今は24時間必ず誰かと一緒にいるじゃないですか。だから自分の全部の姿を見られるし、いいかっこうしてても本当の自分を見られてしまう。でもそういうことを通して、自分の足らなさとか、醜い部分を見せられます。そんな時には神様に祈って、悔い改めて、全てを神様に委ねると、神様はすっごい励ましてくださるんですよ。そういう経験をして、神様はわたしに計画を持って試練を与えてるんだなって、それがわかります。
KBIを誰かに薦めたいですか。
神様のために働きたいと思う人には薦めたいです。いろんなコースがあるし、その人のライフスタイルに合わせて入学することもできるし、学びだけではなくって、内面も取り扱われるし、人との係わり方も学べるので是非お薦めしたいです。
本日はありがとうございました。
インタビュー制作:トゥルース