KBIの一日

KBIの学生がどのように祈り、学び、生活しているのか。一日の流れをご紹介します。
KBIの雰囲気を感じてみてください。

起床

朝5時30分からの個人デボーションに間に合うように起床します。
眠さを脇に置いて、主への賛美とともに「起立」する訓練です。

デボーション

デボーションとは個人的に聖書を読み、祈り、神様とコミュニケーションをもつ時間です。
みことばからチャレンジを受けたり、励まされたり、自分の心や態度を見つめ直すチャンスを与えられるひと時です。
生涯にわたっての良い習慣となるように指導されます。

体操

デボーションの後は、男女に分かれてラジオ体操と発声練習。
体を温めて、朝の祈祷会に向かいます。

朝の祈祷会

祈祷会は日替わりで、全学生と教師スタッフで行います。
学年別や男女別、ルーム別、ファミリーと呼ばれる小グループに分かれて行っています。
司会、奏楽、証し、メッセージの奉仕があり、良い実施訓練の場です。

掃除

毎日、学生が学校の建物内、外を担当に分かれて掃除します。
汚れや必要に気づいて、そこに心と体を動かす。
単純なようですが、実際奉仕の現場で求められるのは、そのような実践力です。
「小さいことに忠実な人は、大きいことにも忠実」だと主も語られています。(ルカ16:10)

食事当番

朝食準備、またその日一日の食事の片付けは、「食当」と呼ばれる食事当番が担当します。
日替わりで5人程のチームが組まれます。

朝食

朝食のメニューは、食パンとサラダに、時々チーズやスクランブルエッグが加わります。
金曜日だけは白ご飯に納豆、味噌汁などの和食メニューとなっています。

授業

朝の語学の授業では、一年生は英語、二年生は新約聖書の原語であるギリシャ語、三年生は旧約聖書の原語であるヘブル語を学びます。
短い時間ですが、どれも重要な語学の時間です。
通常の授業は学年ごとにカリキュラムがあり、それに則って授業が組まれています。
主に、一年生は聖書やクリスチャン生活の基礎、二年生ではその学びがさらに深められ、三年生になると国内外の教会で働くための学びを受けます。
時々数日間の特別な講義が入ることもあります。すべてではありませんが、授業や特別講義は学生以外の方も受けることができます。どんなことを学んでいるのか興味のある方は、学院にお問い合わせの上、参加されてみてはいかがでしょうか。

昼食

昼食は、キッチンスタッフの方々が腕によりをかけて作ってくださっています。
栄養バランスも考えられており、ボリュームたっぷりです。美味しい料理に心も会話も弾みます。

作業

午後の時間は授業が入ることもあれば、自由時間になることもありますが、週に少なくとも一回は作業の時間を設けています。広大な敷地のため、草刈りなどをして管理していく必要があります。その他にも、講師やゲストの方々の宿泊準備や、普段手の届かない所の掃除、壊れている物の修理、春にはタケノコ掘りもします。色々な経験をすることによって、できることの幅が広がっていきます。

交わり

自由時間には楽器を弾いたり、歌を歌ったり、学生仲間と話したりしています。
互いのことをよく知り、励まし合い、学び合い、祈り合うことのできる大切な時間です。
また、学校行事としてピクニックやスポーツをして楽しむこともあります。

夕食

時には予定外の料理ができてしまうこともありますが、みんなで力を合わせ、心を込めて作った料理は、いつもとても美味しいです。

自習の時間/GPN(月1回)

夜は基本的に自習の時間となっています。授業の課題や週末の教会奉仕の準備などをします。
また、月に一度GPN(Global Prayer Night)を行い、世界の為に心を合わせて祈る時間を作っています。

デボーション

就寝前にもデボーションをします。
一日の感謝の祈りの時間でもあります。

消灯

消灯の時間は夜10時30分となっています。十分に睡眠を取って、翌日に備えます。

集会実習(毎週土曜日)

学生たちがそれぞれ司会、聖書朗読、祈り、メッセージを担当して礼拝をします。学生たちにとって、教会で責任ある奉仕を担っていくための大切な訓練の時です。
礼拝後には、会衆側の学生と先生方から感想やアドバイスをいただきます。
神様のために行われる大切な礼拝なので、奉仕を担当する学生も参加する学生も真剣です。
涙あり、感動ありの濃厚な学びの時間です。

週末奉仕

土曜日の午後から日曜日にかけて、各教会で奉仕をさせていただきます。母教会に仕える学生もいれば、他の教会に遣わされることもあります。学校での学びや各自の賜物を生かしつつ奉仕をし、礼拝と交わりを楽しみます。週末奉仕の後は、月曜日の夕方までに帰校し、火曜日からの授業に備えます。